学校給食

更新日:令和6年4月1日

学校給食は、学校教育の一環として小学校は昭和25年9月から、中学校は昭和41年から自校調理方式による完全給食(主食・おかず・牛乳)を実施しています。

学校給食の目標

  1. 適切な栄養の摂取による健康の保持増進を図ること。
  2. 日常生活における食事について正しい理解を深め、健全な食生活を営むことができる判断力を培い、及び望ましい食習慣を養うこと。
  3. 学校生活を豊かにし、明るい社交性及び協同の精神を養うこと。
  4. 食生活が自然の恩恵の上に成り立つものであることについての理解を深め、生命及び自然を尊重する精神並びに環境の保全に寄与する態度を養うこと。
  5. 食生活が食にかかわる人々の様々な活動に支えられていることについての理解を深め、勤労を重んずる態度を養うこと。
  6. わが国や各地域の優れた伝統的な食文化についての理解を深めること。
  7. 食料の生産、流通及び消費について、正しい理解に導くこと。

学校給食の基本

  1. 学校教育の一環として
     年間の教育目標を基本に据えて、献立作成しています。
    献立は、文部科学省の「学校給食摂取基準」の各種栄養量に基づき、穀類、芋類、魚、肉、野菜などをバランス良く組み合わせて、学校に配置されている栄養教諭・栄養職員が作成しています。
  2. おいしい学校給食
    1. 手作りの給食
      ・料理は素材を吟味して手作りし、原則として調理加工品類を使用しない(ハンバーグ・グラタン・しゅうまい等)。
      ・スープは豚骨や鶏ガラから、だし汁は削り節や昆布からとる。
      ・シチューやカレーなどのルーは市販品を使用しない。
      ・デザート類も給食室でつくる(フルーツゼリー・スィートポテト・ケーキなど)。
    2. 季節感を大切に
      ・旬の食品、季節に合わせた献立
      ・学校行事(入学・開校記念日・卒業等)
      ・お弁当給食、お誕生会等
    3. 安全な学校給食
      ・衛生・安全管理の徹底(食中毒を起こさない)
      ・「学校給食衛生管理基準」(学校給食法)
      ・学校給食日常点検表・作業工程表・作業動線図による確認と記録。
      ・できる限り国産の旬の食品を使用し、良質で新鮮な食品を選定する。
      ・食品添加物(着色料・漂白剤・発色剤・保存料等)を使用した食品や遺伝子組み換え食品、農薬は可能な限り避ける。
      ・内容表示・賞味期限・製造者等が適切かつ明らかな食品を使用する。

学校給食における食物アレルギー対応

   区立小・中・義務教育学校では、医師が記載した診断書(学校生活管理指導表)をもとに、除去食による食物アレルギーの対応をしています。
   対応にあたって、各学校で保護者と面談を行い、お子さんの症状について詳細をお伺いしたうえで、可能な範囲で対応をしています。
   除去食対応が困難な場合や著しく栄養が不足する場合は、家庭からの完全弁当もしくは一部弁当持参の対応をお願いしています。

   食物アレルギー対応の流れ(PDF : 278KB)

給食費

 子どもの健やかな成長を社会全体で支援する取り組みとして、区立学校の給食を令和5年4月から無償化しています。
 給食費の保護者負担はありません。   

【参考】 給食の日割(一食)単価

学年

単価

小学1・2年生

310円

小学3・4年生

340円

小学5・6年生

365円

中学生

425円

           令和7年4月現在

お問い合わせ

学務課 保健給食係
電話:03-5742-6829 FAX:03-5742-0180